Nero di Troia Murgia Rosso IGT
ネーロ・ディ・トロイア
輝きのある濃いルビーレッド色。フルーティーなチェリー香にバニラ、シナモン、セージ、ミント、タバコのスパイス感が加わり、ソフトでバランスが良く、心地良い余韻を伴った個性的な味わい。サーヴィス温度18~20℃で。サラミや中熟チーズ、羊の炭火焼き、ジビエ料理と好相性。ウーヴァ ディ トロイア、又はネーロ ディ トロイアとも呼ばれるこの葡萄はプーリアに最も古くから存在する高貴な地品種で何十年もの間、ブレンド用に使用されてきたが、最近の単一品種での試みで思いがけないユニークな芳香が注目される事となった。このワインはMinervino Murgeに在る樹齢25年の畑から。上品なタンニンを豊富に含みエレガントで個性的なワイン。料理との組み合わせも幅広い。
コルクの種類: 天然コルク。
生産者: ボトゥロマーニョ - Botromagno 公式サイト地域: Pugliaアルコール度数: 13.5%タイプ: 赤品種: ウーヴァ・ディ・トロイア 100%熟成: ステンレス20ヶ月 瓶熟6ヶ月飲用適温: 16~18度°C ワイナリー情報:
ボトロマーニョ社があるグラヴィーナ・イン・プーリアとは、イタリア南部プーリア州の州都、バーリの南西一帯。ワイン用ブドウ以外にはオリーブ・オイルや乳製品、キノコ類とトウモロコシが少量産出されるだけの痩せた土地だが、歴史は古く紀元前9世紀頃に栄えたと見られる文明跡が発掘されている。13世紀にはホーエンシュタウフェン朝のフリードリッヒ2世がこの地を訪れ、グラヴィーナ周辺を“喜びの庭”と呼び、大好きな狩猟の滞在地として雄大な城を建てた。(現在も遺跡となって残っている。)ブドウ栽培はギリシャとの貿易の上でこの地方が重要な地位を占めていたローマ帝国にはすでに行われていたと伝えられている。ボトロマーニョ社は1991年地元のワイン生産協同組合(1957年創立)とアゴスティーノ家の合併によって誕生。DOCワイン“グラヴィーナ”を相続し生産する唯一のワイナリー。
ウーヴァ・ディ・トロイア品種