Falerio
ファレーリオ
やや青みを帯びたきれいな黄色、洋ナシ、熟したメロンやりんご、グレープフルーツキャンディやミントなどのハーブの香りがあり、スッキリと切れの良い酸味が爽やか。アフターには甘夏や夏みかんの熟したフルーツの酸味と香りが残り、フルーティで上品な美味しさのあるフレイバーと、まろやかで深いコクのあるワインとなっている
コルクの種類: シンセテッィックコルク。
生産者: ヴェレノージ - VELENOSI 公式サイト地域: マルケアルコール度数: 12.5%タイプ: 白カテゴリー: DOC容量・入数: 750品種: トレッビアーノ50%、パッセリーナ30%、ペコリーノ20%熟成: ステンレスタンクで熟成飲用適温: 12-14°C ワイナリー情報:
スタンダードからトップクラスまで、すべてのワインが「高品質」
「1984年若い二人が、アスコリ ピチェーノでゼロからワイン造りをスタート」 当時アンジェラは20歳、夫のエルコレ は25歳。親は跡を継ぐことを望んだが、自分たちがやりたい仕事で成功したいと考えた。僅か9haの畑で、ロッソ ピチェーノ イル ブレッチャローロ(I251)とファレーリオ(I250)の二種のみでスタート。当初は資金も無く、親の援助も得られず、ワイン造りの知識もなく、産地としても無名だったため、今日のような成功を収めるまでには大変な苦労があった。昼は畑とセラーで働き、夜は懸命にワイン造りの勉強をし、現在、家族経営のワイナリーとしてはマルケ州で2番目の規模となり、世界48ヶ国に輸出するまでとなった。
「アドリア海とアペニン山脈に挟まれた、葡萄栽培に理想的な環境」 畑は全てが斜面に位置。日中は日当たりがよく葡萄を湿気から守り、冷たい海風が吹き抜け、雨が降っても葡萄を乾かす。日夜の寒暖差が激しく、ワインに豊かな香りと酸をもたらす。
「土着品種へのこだわり」 赤はサンジョヴェーゼとモンテプルチャーノをブレンドしていることが特徴。白は、地葡萄のペコリーノやパッセリーナを使用。それは、自分の故郷とその葡萄を愛しているから。また、人々に分かりやすく、品種の個性が際立つことも理由。
「スタンダードクラスはヴェレノージを知るきっかけ」 全てのワインについて同じ姿勢で向き合い、同じ労力をかけている。それは、エントリーレベルのワインは、幅広い人々の元に届き、ヴェレノージのワインを知るきっかけとなる名刺のようなものだと考えるから。また自分が造りたいスタイルに合わせるのではなく、ワインが語りかける声に耳を傾け、ワインの個性に沿った造りを心がけている。