2010年ヴィンテージのブラインドテイスティングでサッシカイア、オーパス・ワンを抜いて評価された「ヴァルディサンティ 2019」が数量限定で入荷しました。


「ヴァルディサンティ」は、ワイン・スペクテーターにて過去に行われた、マスター・ソムリエのCraig Collins氏がNYを代表する12人のトップソムリエを集め

2010ヴィンテージの高級ワインを各品種毎にブラインドテイスティングを行う企画にて、カベルネ・ソーヴィニヨン部門の第2位となりました。(1位はシャトー・ムートン・ロートシルト)

3位にはサッシカイア4位にはオーパス・ワン市場価格では倍以上違うワインよりも高い評価を獲得したスーパートスカーナです。


セパージュは カベルネ・ソーヴィニヨン50% カベルネ・フラン50%で構成された、熟した果実味とヴァニラやカベルネ・フランからくる香水のようなエレガントな香り。

ずっしりとした重厚な骨格があり、しっかりとしたタンニンが味わいを引き締めワイン全体のふくよかさを際立てます。

より香りや味わい開かせるのに、今飲むならデキャンタージュをお勧めいます。さらに5年10年後と長期熟成も期待できるスーパートスカーナです。


2019ヴィンテージ評価

ワイン・アドヴォケイト…94点・ワイン・スペクテーター…93点・ジェームズ・サックリング…94点


特価Tolaini Valdisanti 19 トライーニヴァルディサンティ

  • 商品コード41965

特価Tolaini Valdisanti 19 トライーニヴァルディサンティ

商品備考1 商品コード:41965
数量 (本)


Tolaini Valdisanti 
 トライーニヴァルディサンティ


ガーネットがかった濃いルビー。干した黒色果実やシナモン、パプリカ、バニラ等の複雑かつピュアな香り。ストラクチャーが非常にしっかりしており、タンニンが柔らかく、口中でも果実、パプリカのアロマが感じられ、後味にバニラやカンゾウの風味が現れます。完熟した葡萄のみを選別する為に2度にわたる選果。温度管理可能な木製の醗酵層にて醗酵。25日間のスキンコンタクト。4-6時間おきの手作業のピジャージュ、ルモンタージュ。週に一度デレスタージュ。フレンチバリックにてマロラクティック醗酵後、同バリックにて16ヶ月(熟成期間中の最初の6ヶ月は澱と共に)熟成後、瓶熟12ヶ月。

コルクの種類: 天。

  • 生産者: トライ―二 - Tolaini
  • 地域: トスカーナ
  • アルコール度数: 15%
  • タイプ:
  • カテゴリー: IGT
  • 品種: カベルネ・ソーヴィニヨン50% カベルネ・フラン50%
  • 熟成: フレンチバリックにてマロラクティック醗酵後、同バリックにて16ヶ月(熟成期間中の最初の6ヶ月は澱と共に)熟成後、瓶熟12ヶ月。
  • 飲用適温: 16°C
  • ワイナリー情報:

    オーナーのピエール・ルイジ・トライーニは海外に渡り、一代にて大きな成功を収めた、イタリアのワイン業界ではちょっとした有名人です。トスカーナ北部のガラファニャーナの貧しい家に産まれたピエール・ルイジは小さな頃から「貴族の様にワインを造りたい」と願い、サクセス・ストーリーを信じカナダに渡り、カナダ最大の運送業者のオーナーとなります。そして1998年にトスカーナへと戻りキャンティ・クラッシコの南部カステルヌォーヴォ・ベラルデンガ地区に畑を買い、醸造所を設立します。

    近代的な醸造設備を取り入れ、醸造コンサルタントにはシンデレラ・ワイン請負人ミシェル・ロランを起用し、またたく間にキャンティ・クラッシコ地区のトップ生産者に踊り出ました。また、2017年からは、かつてラッダ・イン・キャンティのリヴェルナーノなどで醸造長を努めたアルベルト・フジがゼネラルマネージャーに就任。醸造コンサルタントには「レ・マッキオーレ」や「トゥア・リータ」の醸造家ルカ・ダットーマを採用しております。

    畑のロケーション

    トライーニの畑はキャンティ・クラッシコ南部のカステルヌォーヴォ・ベラルデンガ地区に位置します。

    すぐ東にはガイオーレの秀逸な生産者サンジュースト・ア・レンテンナーノ。更に東側にはベラルデンガの代表生産者フェルシナ等、優良生産者がひしめき合うキャンティ・クラシッコの一等地であり特に力強いサンジョヴェーゼが産み出されると言われております。

    トライーニの畑はプロフィロディクロ(女性の曲線という意味)の形の緩やかな曲線の丘が特徴だと言います。この丘の形状により風が吹くと空気の循環ができるとのこと。

    畑の中にオリーヴの木が点々とあるのも、ぽつんと森があるのも全ては自然の中にある「バランス」の為だといいます。

    トライーニが所有する畑はカステルヌオーヴォ・ベラルデンガのエリア内に2か所あります。

    北にあるのがメルロー、サンジョヴェーゼ、プティヴェルドを主に栽培するモンテベッロ畑、アル・パッソやキャンティ・クラッシコ・リゼルヴァに使われるサンジョヴェーゼもここにあります。南がヴァルディサンティ用のカベルネ・ソーヴィニョン、フランを栽培するサン・ジョヴァンニ畑です。


    トライー二では畝を交互に緑肥と堆肥を行い土壌を造っております。(1年おきに入れ替えるそうです)そうすることにより土壌の栄養分や水分量などをコントロールしております。畑のロケーションによって上記のように緑肥と堆肥を使い分けたり、また全く必要のないところは緑肥も堆肥の使用もありません。

    また、畑によってですが灌漑も活用しております。※これも全ての畑ではなく灌漑の必要な区画のみチョイスして設置しております。尚、通常のDOCGキャンティ・クラッシコでは灌漑は出来ませんがIGTの為トライーニでは可能

    土壌に合わせて灌漑、緑肥、肥料などの使用の有無をしっかりと見極めているとのことです。

    トライーニの畑はかなり斜度のきつい斜面です。斜面下部と上部では土の色も変わっております。つまり土壌の成分が違うため、同じ畝でもそのポイントごとにきっちりと土壌の管理も行われております。

    こういった細かい管理を広大な畑にて行うには、長時間低姿勢にて畑仕事を行わなければならず、足腰の負担となりかなり過酷なものです。これを効率よく作業できるようにトライーニでは専用の作業機を自社開発しております。これは座ったまま葡萄の樹の手入れ、収穫が出来る機械です。足を使い操縦するため、操縦に手をとられることなく両手を使い畑仕事が行えます。

     

    このように、労働環境にもしっかりと目を配り、働き手が働きやすい環境を作り出し、その結果がトライーニのワインのクオリティ、高評価に繋がっております。またこのエリアは降雨量が少なく、畑の衛生面に関しては絶好のロケーションです。その為、認証こそないものの「ビオ」と呼べるレベルの有機農法にて葡萄が栽培されております。

     

    また、栽培コンサルタントには有機農法の専門家ルジェロ・マッツィーリを採用しております。