Le Chiuse Rosso di Montalcino
レキューゼロッソディモンタルチーノ
畑 北東向き/海抜300m/7ha 樹齢2、10、14、16年
ガレストロ、トゥフォ、化石を多く含む石灰を帯びた粘土質土壌
4,000本/ha コルドン方式
タンクレディによる樹齢60-70年(グレッポ農園より)のサンジョヴェーゼ・グロッソの
マサルセレクション 収量45ql/ha 有機農法(除草剤、農薬不使用)
グリーン・ハーヴェスト(8月)
収穫 ハンドピック(大粒の房) 9月中下旬
醸造 収穫後30分以内の破砕 温度管理されたステンレスタンク発酵
(29℃以下、天然酵母、18日間)
ポンピング・オーバー パンチング・ダウン MLF(ステンレスタンク内)
熟成 スラヴォニアンオーク樽(2,000 - 3,000 リットル、12ケ月)
軽いフィルタリング 瓶熟(8ヶ月)
コルクの種類: コルク
生産者: レ・キューゼ-Le Chiuse地域: トスカーナアルコール度数: 13.5%タイプ: 赤ワイン品種: サンジョヴェーゼ・グロッソ100%熟成: スラヴォニアンオーク樽(2,000 - 3,000 リットル、12ケ月)
軽いフィルタリング 瓶熟(8ヶ月)飲用適温: 16-18℃
ワイナリー情報:
レ・キューゼは、かつてビオンディ・サンティ家が所有していた区画の名称で、同家のブルネッロ・リセルヴァ用
のブドウ栽培が行われていた特別な区画。ビオンディ・サンティ4代目当主タンクレディは、息子の5代目当主フラ
ンコと娘のフィオレッラにレ・キューゼを東西に分割して相続したが、フィオレッラの他界後、彼女の娘のシモネ
ッタが東の区画の相続を受け、1990年、夫のニコロと共に新たにレ・キューゼとしてワイン造りをスタートさせた
。現在は二人の息子、ロレンツォがブドウ栽培とワイン造りを行う。母木の選定(樹齢60-70年)は、ロレンツォの
曽祖父にあたるタンクレディが行い、最高のサンジョヴェーゼ・グロッソと言われるB-BS11クローンを有すビオン
ディ・サンティ家以外では唯一の蔵元でもある。当初から農薬・化学肥料等の使用は一切行わず、温度管理は行う
もののワイン造りは伝統的な手法によるもの。彼らのブルネッロ・リゼルヴァはブルネッロとしては最長熟成で、
収穫後10年を経た後にリリースされる。