元祖コルフォンドペットナットの生産者
10年以上前から日本で愛されている旨味・濁りワイン。 急斜面の山の中の畑を手作業のみで栽培。そのスタイルはかつて存在した昔
ながらのプロセッコそのものである。コスタ・ディ・ラの造る伝統的プロセッコを模したワイン
は、パーティフィズと化した現代のプロセッコとは異なり、コルフォンドと呼ばれ酵母添加や
澱引きを伴わない瓶内二次発酵方式により造られる。
まず見た目にインパクトがあります。画像からもわかるように瓶底に沈殿した澱の量にびっくりします。王冠を開けるとフリッツァンテの泡が上へと上がってきます。と同時に軽やかな澱が一緒に浮上してきます。香りはオレンジの花、マスカット、フレッシュみかんジュースのアロマ。夏ミカンの白いわたの部分(中果皮)の苦みがあり複雑。インパクトがあり癖になる個性的な味わいです。フィニッシュは極ドライです。飲んでいくうちに澱が大量に入ってくると旨味と苦みが混ざり、また違った味わいを楽しめます。
Costadila Moz
コスタディラモツ オレンジの花、マスカット、フレッシュみかんジュースのアロマ
豊潤で複雑、インパクトがあり、癖になる個性的な味わい。
ドライなフィニッシュ。
畑 ヴォ・エウガネオ(コッリ・エウガネイ)
火山性土壌 樹齢10年 シルヴォ方式
収穫 ハンドピック 9月下旬
醸造 メトド・アンチェストラーレ 天然酵母による1次発酵(10hl ステンレスタンク)
マセレーション(2週間) 瓶内2次発酵 ノンフィルター SO2無添加
SO2 3 mg/l
コルクの種類:王冠。
生産者: コスタ・ディ・ラ-Costadila 公式サイト地域: ヴェネト アルコール度数: 11%タイプ: フリッツァンテ品種: モスカート・ジャッロ グレラ熟成: メトド・アンチェストラーレ 天然酵母による1次発酵(10hl ステンレスタンク) マセレーション(2週間) 瓶内2次発酵 ノンフィルター SO2無添加飲用適温: 8-10°C ワイナリー情報:
コスタディラは、現地の方言で「あの丘」を意味する。そのスタイルはかつて存在した昔ながらのプロセッコそのものである。コスタディラの造る伝統的プロセッコを模したワインは、国際市場で「パーティ・フィズ」と化した現代のプロセッコとは異なり、瓶内二次発酵方式により造られる。この伝統的方式にて造られたフリッツァンテは「コル・フォンド」と呼ばれ、二次発酵を担った酵母(残糖ゼロ)は瓶底に沈殿した状態で留まり、プロセッコに更なるアロマを加える。現在、海抜280m、330m、450mの3つの畑かそれぞれワインが生産されており、2012年からは別区画でレフォスコとメルローを用いた赤の生産も開始している。コスタディラの哲学は、単に自然回帰することではなく、人間の営みと自然の関係を維持しつつ、ワインが不可欠な伝統的食文化に留まることであり、彼等の言う「アルティコルトゥーラ」という言葉に集約される。