Coste Saracene Piemonte Rosso 3000ml
コステサラチェーネピエモンテロッソ 輝きのあるルビーレッド。チェリーや小さな薔薇、ゼラニウムのような華やかな香りが充実している。
しなやかで伸びのある酸味とタンニンが調和した辛口。
果実味は控えめながら上品に長い余韻へと繋がって行く。
土壌 砂質土壌:鮮新世時代(約500万年~285万年前)に出来た海洋堆積物からなる
ピエモンテ州を代表する黒ブドウ品種「ネッビオーロ」
バローロ・バルバレスコなどに使用される黒ブドウ品種として有名。歴史的には強固な酸味とタ
ンニン分を和らげるために木樽で長期熟成される事が多く、熟成感の印象が強い。近年は醸
造技術も向上し品種個性をスマートに表現する生産者が増える中で、BIBに保存されるこの
ワインの、樽由来のタンニン分の吸着が無く、ピュアでしなやかな酸味が楽しめるネッビオーロとし
て気軽に楽しんで頂きたいです。
コルクの種類: パウチ
生産者: ヴィンキオ・ヴァーリオ・セッラ社地域: ピエモンテタイプ: 赤カテゴリー: D.O.C.PIEMONTE ROSSO容量・入数: 3000ml品種: ネッビオーロ100%熟成: ステンレスタンクで発酵温度を18℃に保ちながら発酵、熟成飲用適温: 14-16°C ワイナリー情報:
ヴィンキオ村とヴァーリオ・セッラ村、住民600名程の小さな2つの村からなる19社の
栽培農家が1959年に協同組合を設立。イタリア北西部のピエモンテからアスティ
付近のモンヴィーゾ山に面したアルプスの麓にかけて息をのむような素晴らしい風景
の中にワイナリーは設立されました。ぶどう畑からは鮮新世(地質時代の1つ、約
500万年前から258万年前迄の期間、新生代の第五の時代)の頃の化石が見つ
かっており、地層と土壌が大切なワイン作りにおいて、この時代に形成された土壌の
歴史が、ヴィンキオのワインを語る上で大切な要素の1つと言えます。 ⚫ 450ヘクタールの畑にバルベーラ(60%)、ドルチェット、コルテーゼ、グリニョリーニョ、
ブラケット、モスカートを栽培
⚫ ドイツのマイニンガー出版社が発行する有力なワイン専門誌「Weinwirtschaft」
2017年度版でイタリアの生産者組合20が掲載され、ヴィンキオ社が1位に選出
⚫ 年間生産本数120万本、内BIBは50万本、85%は国内消費、15%は輸出。
15年前からBIBへ投資開始
⚫ 栽培農家19社からスタートし、現在は192社の組合に成長
⚫ ヘーゼルナッツ栽培、アスパラ栽培でも盛んなエリア
2つの土壌:
①白い土壌:ライトグレー、ベージュ色で炭酸カルシウムを多く含んだシルト質と粘土質、
石灰質土壌。深く複雑なバルベーラに仕上がり、酸度が高く超熟のワインに仕上がる。
②アスティ地区 砂質土壌:鮮新世時代(約500万年~285万年前)に出来た海洋堆
積物の土壌。アスティ・モンフェラート地区の中央部、タナロ川両岸に広がる急斜面の多い
場所。酸味が少なく熟成が早いのが特徴。丘陵地のため機械での作業が限られるため収
量が少なくフレッシュでフルーティーなバルベーラに仕上がる。
大陸性気候であるピエモンテは夏は暑く、冬は雪に覆われ、豊富な日差しが
特徴。その中でもモンフェラート地区はミクロクリマの影響を受け、雨量が少なく、
温度変化が厳しい海洋性気候の影響が大きい地区です。海抜250~350m以上の高原に面し南
西斜面。収穫は20kgの小さなバケツを使
用し手摘み。一般的にはグイヨ仕立てで、
10個のつぼみがついている枝を残す方法。
低収量で高品質のワインを生産。
40年間、ぶどう畑とワイナリーはバルベーラ醸造の第一人者として名高いジュリアーノノエ
氏によって監修。2005年度にはガンベロロッソ「ワインメーカーズイヤー」を受賞し最優秀
醸造家としてバルベーラの評価を世界的に広め、高品質ワインとして昇華させた人物とし
て大きな功績を残しました。2018年にジュリア―ノノエは引退、ジュゼッペ・ラッタッツォが
継承しています。