Vino Nobile di Montepulciano
ヴィーノ・ノビレ・ディ・モンテプルチャーノ
輝くルビーとガーネットの色合い。強いアロマ:完熟チェリー、プラム、スミレ。フルボディでまろやかなタンニン、程よい酸味。長い余韻。
コルクの種類: 天然コルク。
生産者: デイ - Dei 公式サイト地域: トスカーナアルコール度数: 14%タイプ: 赤ワインカテゴリー: DOCG容量・入数: 750ml品種: サンジョヴェーゼ、他熟成: 50Hl のスラヴォニア産大樽
にて18か月以上+瓶内6か月飲用適温: 18-20°C ワイナリー情報:
1964年に、現当主カテリーナの祖父、アリブランド・ディがビッソーナに土地を購入し、葡萄畑を植樹したことからカンティーネ・デイの歴史が始まります。1970年代にマルティエーナの土地と邸宅を購入。1985年に満を持してから彼らの最初のヴィーノ・ノビレ・ディ・モンテプルチャーノをリリースして以降、ワイン造りにのめり込み、1989年にはワインナリーを設立し、本格的にワインの生産をスタートさせます。1991年に音楽家、歌手、俳優として活躍していたカテリーナがワインナリーに参加し、カンティーネ・デイは更なる発展を遂げます。
ワインナリーは、一家に緑のあるトラバーチン大理石を使い、モダンなデザインが存在感を放ちながらも、モンテプルチアーノの美しい景観に見事にマッチしています。貝の石化の形をした螺旋状のエントランスを降りると、そこには「ワインの寺院」のようなセラーが広がり、ボトリングルームの大きな窓からは、古代の円形劇場のような空間が臨めます。
音楽に言葉がいらないように、ワインにも言葉は必要ありません。生きる喜びを称え、ともに分かち合うもの。そして遺産であり、守らなければならないもの。自然への畏敬の念を持ちながら、類稀なる個性を持つヴィーノ・ノビレ・ディ・モンテプルチャーノを守り、広めていくことが自分たちの使命だとカテリーナは語ります。今ではモンテプルチアーノを代表的するワインナリーへと成長したカンティーネ・デイですが、これからもモンテプルチアーノの歴史と文化、自然を称えるワイン造りを実現していきます。
葡萄畑は、120haの所有地のうちマルティエーナ、ボッソーナ、ラ・チャルリアーナ、ラ・ピアッジャ、チェルヴォニャーノの約60haに広がります。マルティエーナ(標高250m)は砂岩質。彼らの最良の畑、「ボッソーナ・リゼルヴァ」が生まれるボッソーナ(標高400m)は、凝灰質で、動物の骸骨や貝の石化が多く含まれています。ラ・ピアッジャ(標高250m)は1.8~6.8万年前の鮮新世由来の、砂室と粘土質が混ざる凝灰土壌。ラ・チェルヴォニャーノ(標高250m)は、粘土質と石灰質が混ざり合った土壌です。それぞれ異なる特徴を持つ畑を、区画によってさらに細かくゾーニングして管理することで、テロワールを最大限に生かしたブドウ栽培を現実しています。セラーでは、醸造技術責任者のパオロ・カチョルナとともに、土地の個性を表現したワイン造りを目指します。
トラットリア向けおすすめメニューとペアリングワイン
ポルチーニのパスタ
⇒生育する環境の影響を受けやすいサンジョヴェーゼ種は冷涼な地域で造られると、若々しいプラムやスミレのような華やかなワインとなります。しなやかな酸味も優雅さを増長し、香り豊かな料理と抜群の相性を感じさせます。