Severo Bianco
セヴェロ・ビアンコ
複雑で凝縮した香り、フルーツバスケット思わせる。白ワインながら平坦でなく、輪郭がはっきりある。マセラシオンは20~30日間。質の高い澱で23ヶ月間シュール・リーすることでフレッシュさを失わずに旨味を得ている。
コルクの種類: 天然コルク。
生産者: ロンコ・セヴェロ-Ronco Severo 公式サイト地域: F.V.Gアルコール度数: 12%タイプ: 白ワイン品種: フリウラーノ60%、シャルドネ30%、ピコリット10%熟成: 発酵後、50%大樽24ヶ月、50%ステンレス24ヶ月飲用適温: 10-12℃
ワイナリー情報:
ちょっと変わったエチケット。フリウリは木製家具が名産品。そのフリウリの特徴的な椅子の背に立ちバランスをとる少年。これは「ロンコ・セヴェロ」当主「ステファノ・ノヴェロ」のワイン造りの思想を表している。『ワイン造りはバランスが大切。椅子の上でバランスをとるのは難しい。危険を冒してでも難しい事に挑戦すべき。そうすれば高い位置に目線がいき、将来を見渡す事ができる』両親が1973年にワイン造りを本格化させ、1990年代に実家に戻りワイン造りを手伝い始め、徐々に引き継いでいく。栽培は完全な自然農法で1999年から白ワインの長期マセラシオンを開始。ワイン造りの先生は「ヨスコ・グラヴネル」「スタンコ・ラディコン」「ダリオ・プリンチッチ」。『スタンダードのセヴェロ・ビアンコは平均樹齢40年、一番古い樹で80年のフリウラーノ、トカイ、ピコリットが混植されている』ピコリットは2年に1回しか実を着けない品種で、ピコリット単体では受粉できない珍しい品種。よって他の品種と必ず混植される。ピコリットが混植混醸されることが重要。フリウリの他の造り手のブレンドワインとは全く違った雰囲気になっている。