Passito "Oro" 2009
パッシート “オーロ”
遅摘みしたブドウを約2ヶ月陰干しし、新樽で発酵させ、約2年熟成させた。アプリコットや柑橘系の花の香りが広がり、心地よい酸が感じられ、芳醇で甘く、余韻は長く続く。黄金を意味する“オーロ”の名にふさわしい、美しい黄金色のデザートワイン。
コルクの種類: 天然コルク。
生産者: ラ・スピネッタ-La Spinetta 公式サイト地域: ピエモンテアルコール度数: 11%タイプ: 白ワイン品種: モスカート熟成: フレンチオークの新樽でアルコール発酵、マロラクティック発酵を行い、その後2年間オーク樽で熟成。収穫2年半後に瓶詰。濾過はしない。飲用適温: 10-15℃
ワイナリー情報:
1977年創業。ピエモンテの「ブティックワイナリー」といわれる小規模で高品質なワイン生産者たちのなかでも、リーダー的な存在のジョルジョ・リヴェッティ氏のワイナリー。大学卒業のインテリで、しかも「私は農民だ」というリヴェッティ氏は、「よいワインはよいブドウから」と、何よりも原料のブドウと土地に深い愛着を持ってこだわりのワインを生み出している。ラ・スピネッタ社のワインを彩るサイのエチケットはドイツ・ルネッサンスの偉大な画家、アルブレヒト・デューラーの作品から生まれた。銅版画の技術を確立した祖ともいわれるデューラーが描いたサイは、1515年のもの。当時のヨーロッパでは、生きたサイを目にする機会は非常に稀で、彼自身も、人づてに伝え聞き、デザインの下書き数点を見ただけで描いたといわれている。このサイはその後数百年に渡り、動物辞典に想像図として紹介され、オリジナルは現在、大英博物館に収められている。ガンベロロッソ2001年版ワイナリー・オブ・ザ・イヤー受賞。