"Pelago" Marche Rosso 2013
“ペラゴ” マルケ・ロッソ
“ペラゴ”とは「大海原」を意味する古いイタリア語。アドリア海にほど近い、大昔は海の底だったペラゴのブドウ畑は石灰質を多く含む。若いうちは黒スグリ、ハーブ、干草、黒コショウの香りに、重厚なタンニンと果実味の凝縮感がしっかりと感じられ、熟成するにつれてタンニンが柔らかくなり、腐葉土、リコリス、キノコ類の香りが現れはじめ、香り・味ともに複雑になっていく。
コルクの種類: 天然コルク。
生産者: ウマニ・ロンキ-Umani Ronchi 公式サイト地域: マルケアルコール度数: 14%タイプ: 赤ワイン品種: カベルネ・ソーヴィニョン、モンテプルチアーノ、メルロー熟成: アリエ産とトロンセ産のバリックで約14ヶ月熟成させた後、アッセンブラージュを行い、12ヶ月瓶内熟成させる。飲用適温: 18-20℃
ワイナリー情報:
1955年にジーノ・ウマニ・ロンキ氏によって設立され、その後ロベルト・ビアンキが経営を引き継ぐ。1970年代には、現社長のマッシモ・ベルネッティ氏が経営に参画。マルケ及びアブルッツォワインの発展にファミリーが一丸となって力を注いでいるワイナリー。いち早く近代的な畑の管理法やブドウの栽培法、新しいワインの醸造法を取り入れた、マルケ州のリーダー的な存在。イタリア屈指のワイン醸造家ジャコモ・タキス氏に続き、2002年からジュセッペ・カヴィオラ氏をコンサルタントに迎え、マルケ州を代表する土着品種ヴェルディッキオやモンテプルチアーノを中心に、優れたワインを多数生み出している。コストパフォーマンスの高さに、ワインを気軽に楽しんで欲しいという同社の熱い思いが込められている。著名なワイン評論家、ヒュー・ジョンソンは、著書「ポケット・ワイン・ブック」の中でウマニロンキ社にトリプル・スター(知名度があり、ワインが高く評価されているメーカーへの評価)を与えている。(最高評価は4スター)マルケ州だけでなく、アブルッツォ州にもブドウ畑と醸造所を所有している。