Pipoli Bianco Greco Fiano
ピポリ ビアンコ グレーコ フィアーノ
緑がかった黄色。柑橘類(レモン、ライム)や熟した白い果実(白桃など)の強い香り、フレッシュさを高める酸があり、適度なボディも感じられる。
コルクの種類: ガラス栓。
生産者: ヴィニエティ デル ヴルトゥーレ - VULTURE 公式サイト地域: バジリカータアルコール度数: 12.5%タイプ: 白カテゴリー: IGP容量・入数: 750品種: グレーコ50%、フィアーノ50%熟成: ステンレスタンクで5~6ヶ月熟成飲用適温: 12-14°C ワイナリー情報:
「恵まれた畑とポテンシャルの高い葡萄アリアーニコ」・・イタリア南部に位置するため日中は十分な日照があり、夜は内陸部で標高500m以上と高いため気温がとても低くなって、昼夜の寒暖差が大きくなる。また、何世紀も前におこったヴルトゥーレ火山の噴火により、ミネラルが豊富な土壌がもたらされた。さらにすべてが斜面にあり、水はけがとてもよくなっている。「バジリカータは素晴らしいエリアで、アリアーニコは非常にポテンシャルの高い葡萄。ネッビオーロのような力強さがあり、非常に長く熟成出来る」とデニスは話していた。
「樽へのこだわり」・・樽は、毎年フランスのメーカーを訪問し、一番良い木材を選び、樽の焼き具合も自分達で決めている。また、樹齢の古い板の方がより豊かなテクスチャをもたらすので、出来るだけ樹齢の古い木の板を使うようにしている。樽材は、アメリカンオークを使用する。
「洞窟のセラー」・・町のある丘には500年前の雪の貯蔵用の洞窟を利用した樽熟成用セラーがあり、2011年から使用している。中が非常に涼しく、季節を問わず16~18度程の一定の気温に保たれていて貯蔵に最適。
「ヴェゼーヴォのアリアーニコとの違い」・・カンパーニャのヴェゼーヴォも火山性土壌で、アリアーニコを栽培しているが、カンパーニャはトゥーフォ(火山灰が堆積してできた凝灰岩の細かなパウダー状の土)で、ワインはより複雑なスパイシーさ、エレガントさが備わる。対して、バジリカータは火山性土壌に石灰と鉄分が混ざった土で、ワインは肉厚で骨格あるボリューム感と柔らかさが備わる。
「ラベルは火山」・・火山から溶岩の流れる様子をモチーフ。