ランブルスコをお店に取り入れることのメリットとは?
ランブルスコをお店に取り入れることのメリットとは?
ランブルスコって、売り方が難しいですね。
だからこそ、うまく売れるようになれば、他にはないあなたのお店の大きな武器にできるかもしれません。
何よりランブルスコはあなたのお店に大きなメリットを生み出す可能性を秘めています。
今回は、お店の武器としてランブルスコを取り入れるメリットについて紹介していきたいと思います。
ランブルスコを取り入れるメリットとは?
最初に、ランブルスコをお店に取り入れるメリットについて見ていきましょう。
①価格が安い、コストパフォーマンスがいい
ランブルスコは価格が安く味もいいので、他のワインと比べてもコストパフォーマンスのいいことは大きな魅力です。
例えば多くのお客様が最初の一杯に飲むスパークリングのグラスワイン、これをランブルスコに置き換えることができたらどうでしょうか。
ランブルスコは、他のスパークリングワインと比べると原価率が低く設定できる、もしくはお客様に低価格で提供することができます。
このことはあなたのお店にとって、大きなメリットを生み出せるのではないでしょうか。
②他店との差異化ができる
また先ほど紹介しました通り、ランブルスコをグラスワインの定番として提供しているお店は、それほど多くないです。
コストパフォーマンスに高いワインでライバルにはないものを、あなたのお店に取り入れる、これを取り入れない手はないのではないでしょうか。
他のお店がやっていないことをやるからこそ、他店との差異化ができて、お客様にも喜んで頂けると思います。
③特に女性のお客様を取り込める可能性がある
ランブルスコはスティルの赤ワインに比べると、アルコール度数が低く渋みが少ない、微発泡で飲みやすいという特徴があります。
これって女性が好む味わいに近いと思いませんか?
それにスパークリングワインが好きな女性の方は多いですよね。
ランブルスコは、特に女性を取り込める可能性を持っているワインではないでしょうか。
ランブルスコはスパークリングワインですので、イメージとしてはビールよりおしゃれです。
しかもスパークリングワインは普通は白かロゼですけど、赤いスパークリングワインってランブルスコ以外でほとんど聞かないですね。
例えばですが「あなたがお店で、さりげなく赤いスパークリングワインを飲んでいる姿を想像してみて下さい。ちょっとカッコいいと思いませんか?」
こんな訴求の仕方で、お客様にランブルスコを売り込んでみてはいかがでしょうか?
④様々な料理に合わせやすい
ランブルスコはどんな料理と合わせても美味しいので、お店の業態を選ばないのも大きなメリットです。
ランブルスコはそもそもフードフレンドリーな味わいですが、特に辛口タイプのセッコは万能ですね。
具体的に相性のいい料理を挙げるとキリがないですが、例えばプロシュートやサラミの盛り合わせやチーズ、トマトソースのピッツァ、ボロネーゼなど幅広く合わせることができます。
ランブルスコの売り方が難しい理由
ここまでお店にとってのメリットがあるランブルスコですが、どうして売るのが難しいのでしょうか?
その理由についても考えてみましょう。
赤のスパークリングワインがイメージできないから?
一番の理由は、ランブルスコというより、赤のスパークリングワインそのものがイメージできないことに尽きます。
これはお客様より先に、売り込むお店のスタッフの方でも、あなたの考えている以上にイメージができないと思います。
ただこれはスタッフの勉強不足というわけではなく、仕方のないことだと言えます。
その解決法としては、まずランブルスコをスタッフに知ってもらう。
これに尽きると思います。
お店の料理と合わせてランブルスコを飲むなど、まずはスタッフにイメージしてもらう。
その上でお客様に自信を持ってオススメして、ランブルスコを飲むイメージをお客様にも持って頂く。
これを第一に考える必要があると思います。
ランブルスコをどのようにお客様に訴求していくか
これでランブルスコを売る準備ができましたので、あとはお客様にオススメするだけです。
ただお客様にランブルスコを飲んで頂くために、どのような訴求が考えられるでしょうか。
お店側としては、まずは試しにでもいいので、お客様に飲んで頂くことが大事になります。
そのためには、以下の訴求を行ってはいかがでしょうか。
①グラスワインとして回す
やはり最初からボトルワインでランブルスコを紹介しようとしても、お客様としては試しに注文しようとは思わないでしょう。
まずお客様に飲んでもらうためには、グラスワインとしてランブルスコを回していく必要があります。
②最初は原価率を上げてでも他のグラスワインより安めに設定する
試しにランブルスコを飲んでもらうタイミングとしては、最初の1〜2杯が勝負になると思います。
そのためには、他のグラスワインよりも原価率が高くても、提供価格を安めに設定する必要があるのではないでしょうか。
③ランブルスコに合うおつまみとのセット販売
お客様としては、ランブルスコをどう楽しめばいいのか分からないわけですから、まずはお店側から「ランブルスコはこうやって楽しんでください」と提案することも大事になります。
そういった意味で、最初にまず1杯ランブルスコを楽しんで頂くために、軽い前菜やおつまみとセットで販売することは大変有効な手段になると思います。
ランブルスコをより美味しく飲むために
ランブルスコは、すっきりとしたフレッシュさを楽しめるように造られているので、よく冷やしてから飲むのがオススメです。
辛口のランブルスコの場合、よく冷えた状態だとわずかに含まれる渋みを強く感じてしまうことがあるので、温度で言うと10℃くらいがベストです。
これは、よく冷えたランブルスコをグラスに注いで少し経ったくらいの温度です。
ランブルスコをグラスワインとしてオススメするのは、実はこれも理由の一つです。
今回はランブルスコをお店に取り入れることのメリットについて、紹介させて頂きました。
ランブルスコ=エミリア・ロマーニャ州の伝統的な赤のスパークリング、という考え方に囚われていては、せっかくのいいワインも売れません。
家飲みでは体験できない、飲食店ならではの楽しさや提案というものを常に考えて、今のこの瞬間をお客様に喜んで頂く。
これこそが今飲食店がやるべきことであり、また飲食店の存在意義なのではないか、と思います。
当社商品コード:35985
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