ワインアドバイザー永瀬氏厳選5月おすすめワイン

「毎月のおすすめワインの選定に困る、料理の季節感はわかるけどそれに合うワインがチョイスしずらい、、、」などの声を多く頂きます。

そこで今月より当社ワインアドバイザー永瀬氏に季節感のある食材や料理を選定していただき、それに合うワインのペアリングを考案して頂くことにいたしました。
ぜひ参考にして下さい。



(2023年5月のセレクトポイント)
イタリアは北から南まで全20州ありますが、約2000とも言われているブドウ品種が存在します。
造り手、畑、州別、同じ州でも内陸、沿岸、標高、又気候によってもブドウの、ワインの味わいは変わってきます。それこそが、イタリアワインの面白さ楽しさだと思います。

桜の季節も終わり、新緑の初夏に向かう季節となりました。

今月旬の魚であるカツオや雲丹、山菜や淡竹などペアリングが難しそうな食材に合わせたいワインを4種類ご紹介させていただきます。





スパークリングワイン 36104 Caiaffa Spumante Brut Rose

「程良い甘苦さとフルーティな味わいを若々しく楽しめる辛口、ロゼスプマンテ」

スプマンテを飲むであろう食事の最初に、この時期に提供されると思われる山菜のフリットなど、心地よい苦みを持つ食材にぴったりのワイン。クリーミーな泡立ちは爽やかさを感じるとともに油脂分をさっぱりさせる効果があります。甘苦い果実味は料理との味わいのバランスを取るのに最適です。

白ワイン 42000  Castello Monaci Heos Salento

アロマティックなニュアンスに塩味が程よく加わる辛口、白ワイン

白桃や柑橘の香りは、暑くなり始めた初夏の気候を爽やかに感じさせるので、食前酒的にもお勧めできます。モスカテッロの優しいアロマティックなニュアンスが、雲丹や淡竹などの苦みを和らげつつ、フィアーノの果実味で味わいに膨らみを持たせられます。塩味もあるので鰯や鯖とも相性が良さそうですね。


ロゼワイン 15816  Librandi Segno Ciro Rosato

カラブリアの碧い海を想わせる、鮮やかなミネラリー辛口、ロゼワイン」

 海洋性のミネラル由来の塩味がしっかりと感じられる軽やかなロゼに、わずかなスパイス香と優しいタンニンが加わり味わいを引き締めてくれます。雲丹を使った料理とは抜群の相性を感じさせ、カツオのタタキなど半レアに仕上げた赤身魚とも合わせられる万能性がたまらない魅力のワインです。

赤ワイン 赤ワイン 41749  Baglio di Pianetto Frappato

「赤身魚にこんなにも合う赤ワインがあるのかと驚くフラッパート種

 今回挙げたペアリングの難しそうな食材はもちろんのこと、鮪やアンチョビなどイタリアの魚料理によく使われる食材にも合う赤ワイン。チェリーなど赤いベリーのチャーミングな果実のニュアンスが旨味に変化し、土壌由来の鉄分が赤身魚の鉄分と調和するという驚きが感じられるワインとして是非お勧めください。




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