使い勝手抜群!日本でも人気のランブルスコをあらためて徹底解説!

近年、日本でも大人気となったイタリアワインのひとつが、「ランブルスコ」です。

ランブルスコの多くは赤のスパークリングワインで、微発泡といった特徴からワインに飲み馴れていない方でも気軽に飲むことができるワインとされています。

 

本記事では、ランブルスコの基本や魅力を解説。ランブルスコについて知りたい、お店にラインナップに加えたいといった方はぜひチェックしてみてください。


 


ランブルスコとは?

 

ランブルスコの基本的な情報を下記の内容にまとめました。

 

・ランブルスコとは?

・ランブルスコの産地

・ブドウにおけるランブルスコ

 

それぞれ解説していきます。

 

ランブルスコとは?

 

ランブルスコとは、イタリア エミリア・ロマーニャ州で生産されるスパークリングワイン、またその名が付けられているブドウのことです。

 

ランブルスコというと、冒頭でお伝えしたように、「赤のスパークリングワイン」といったイメージがありますが、じつは白・ロゼなど多種多様なスタイルが存在しています。

また、日本国内ではほどよい甘口のランブルスコが人気ですが、辛口タイプも多いなど、一口で語りきれない魅力を持ち合わせているところも特徴でしょう。

 

ランブルスコの産地

 

ランブルスコは、イタリア エミリア・ロマーニャ州が主な産地です。

ただしひとつの産地だけでなく、大きくわけて下記の産地でつくられています。

 

・モデナ

・レッジョ・エミリア

・パルマ

・マントヴァーノなど

ロンバルディア州でも一部つくられている。

 

その中でも、とくに有名なのが下記です。

 

・ランブルスコ・ディ・ソルバーラ

・ランブルスコ・サラミーノ・ディ・サンタ・クローチェ

・ランブルスコ・グラスパロッサ・ディ・カステルヴェトロ

・レッジャーノ

・コッリ・ディ・スカンディアーノなど

 

ランブルスコ自体は、エトルルア人が栽培していたといった証拠があるなど、非常に古い歴史を持ち合わせているブドウ・ワインです。

日本国内では、新しいワインと思われているフシもありますが、イタリアにとっては伝統的なワインのひとつと考えられます。

 



ブドウにおけるランブルスコ

 

ランブルスコは、イタリアを代表するブドウ品種のひとつで、クローン品種も存在していることから種類が豊富です。

中でも主にランブルスコで有名な品種を下記にまとめました。

 

・ランブルスコ グラスパロッサ

・ランブルスコ マエストリ

・ランブルスコ マラニ

・ランブルスコ モンテリッコ

・ランブルスコ サラミーノ

・ランブルスコ ソルバーラ

 

ランブルスコ自体はイタリア エミリア・ロマーニャ州の土着品種であり、何らかのクローンを持ち込んだり交雑させたものではないところも特徴でしょう。

 

ランブルスコの種類による特徴

 

ランブルスコには、さまざまな種類があることをお伝えしました。

ここからは、その一部の特徴をまとめていきます。

 

ランブルスコ・グラスパロッサ・ディ・カステルヴェトロ

 

非常に小さなワイン産地で、ランブルスコ グラスパロッサが主要品種とされています。

85%ランブルスコを使用する規定となっており、タンニンがしっかりとしたフルボディタイプのランブルスコとなる傾向です。

 

ランブルスコ・サラミーノ・ディ・サンタ・クローチェ

 

ソルバーラ村の西側に位置する産地で、90%以上のランブルスコ サラミーノで構成されるランブルスコが主につくられています。

ブドウの房がサラミソーセージに似ているところから名付けられたといわれるサラミーノですが、淡く繊細なランブルスコを生み出すことで有名です。

 

微発泡もほどよい甘口系のワインも製造されるなど、幅広いランブルスコが生み出されている産地といえるでしょう。

 

ランブルスコ・ディ・ソルバーラ

 

ランブルスコ・ディ・ソルバーラは、ソルバーラ村近くに位置する産地で、ランブルスコ ソルバーラが主要品種とされています。(サラミーノも主要品種のひとつ)

ソルバーラは、最高品質のランブルスコを生み出すブドウと評価されており、アロマティックかつ濃厚なボディのランブルスコを生み出すことで有名です。

DOCを名乗るためには、最低60%以上のソルバーラを使用する必要があります。

 

ランブルスコ・マントヴァーノ

 

上記でもお伝えしているように、ランブルスコはロンバルディア州の一部でもつくられています。

それにあたるランブルスコ・マントヴァーノは、主に辛口のシャープですっきりとしたランブルスコを生み出す傾向です。

 

ランブルスコ・レッジャーノ

 

イタリア最大のランブルスコ生産地が、ランブルスコ・レッジャーノです。

マエストリ、マラニ、モンテリッコ、サラミーノといった4つのランブルスコ種を使用できるほか、アンチェロッタ種のブレンドも最大15%許可されています。

カジュアルな甘口ランブルスコが多いですが、高品質なフルボディタイプのものも近年見受けられます。



 


ランブルスコのミニ知識

 

ランブルスコを知る上で、ちょっとだけ知っておきたいミニ知識を紹介していきます。

 

・ランブルスコの栽培

・ランブルスコの醸造

・ランブルスコの甘辛の違い

・ランブルスコのペアリング

 

それぞれ解説していきます。

 

ランブルスコの栽培

 

イタリアのブドウ畑を見ると、地上から近い位置でブドウが栽培されています。

ただしランブルスコを生産する産地は川の反乱が多かった土地であり、大地が大変肥沃。

さらに、カビなどからブドウを守ることも関係してか、かなり地上から離れたところで栽培されているといった特徴があります。

 

本来、肥沃な土地はワイン用ブドウ栽培に適さないとされていますが、ランブルスコの場合はこの肥沃さが重要だといわれているようです。

乾燥したほかの産地とは少し土壌組成などが違うなど、これもまたランブルスコの魅力と考えてもよいでしょう。

 

ランブルスコの醸造

 

ランブルスコは、一般的なワインよりややアルコール度数が低く、発泡性もやや穏やかといった特徴があります。(そうでないものも、もちろんある)

主にシャルマ方式というタンク内二次発酵でつくられており、品質管理が大変難しいとされている傾向です。

 

基本的に、酸度と果実の甘味が重宝されるため、バランスの良さにこだわる生産者が多くいます。

一部、高級ランブルスコの場合は瓶内二次発酵でつくられますが、そういったものはランブルスコの最上級といった扱いになるようです。

 

ランブルスコの甘辛の違い

 

上記でも何度かお伝えしていますが、ランブルスコは甘口から辛口など、さまざまな種類が存在しています。

 

基本的な甘辛度の品質区分を下記にまとめました。

 

Secco(セッコ)

Semisecco(セミセッコ)

Amabile(アマービレ)

Dolce(ドルチェ)

 

セッコが最もドライなランブルスコですが、規定では15g/Lまで残糖度が認められているため、完全なドライかほのかに甘いか、そのランブルスコによって違ってくるかもしれません。

 

Dolce(ドルチェ)が最も甘口であり、その規定は50g/L

ちなみに、ランブルスコ甘口といったイメージは、197080年代に甘口のランブルスコがアメリカで大ヒットしたことが関連しているといわれています。

 

今は辛口タイプも多く認識されていますが、アメリカに輸出されているランブルスコの多くはDOCランブルスコを複数ブレンドしている、「IGT」規格のものだそうです。

ほか、ランブルスコは微発泡を意味するフリツァンテが多いですが、一部やや炭酸が強いスプマンテもあるので、ラベルを必ずチェックするようにしましょう。

 


ランブルスコのペアリング

 

ランブルスコは、イタリアレストランなど、飲食店にとっては救世主のような存在かもしれません。

アルコール度数がやや低く、微発泡、果実と糖分の甘さを兼ね備えているため、幅広い料理とのペアリングを愉しむことができるでしょう。

 

ただし、エミリア・ロマーニャ州の名産である生ハムやパルミジャーノレッジャーノ、サラミなどを使用する料理とは、やはり抜群の相性を示します。

和食であれば魚介、肉系のダシと合いやすいため、鍋、またはラーメンもおすすめする人がいるほどです。

 

エスニック、また甘辛いバーベキューチキンともよく合います。

ダークチョコレートなど、一般的な辛口ワインとのペアリングが難しいといわれる組み合わせもこなすため、デザートとの相性も探求できるでしょう。

 

ランブルスコの実力を知るためにも、まずはハーブと生ハムにパルミジャーノレッジャーノを散らしたサラダからはじめてみてはいかがでしょうか。

 



おすすめのランブルスコ

 

ここからは、おすすめのランブルスコを紹介していきます。

ぜひ、気になった方はお店のラインナップに加えてみてはいかがでしょうか。

 

Lambrusco Secco Salamino di Santa Croce ランブルスコセッコ・サンタクローチェ/ソルバーラ

 

ほどよく香るアロマと繊細な口当たりが特徴のランブルスコ「ランブルスコセッコ・サンタクローチェ/ソルバーラ」。

ランブルスコ・ディ・サラミーノを90%使用する贅沢な1本で、ルビー色の外観が特徴的です。

 

スミレやバラの香りがありますがソルバーラほど香り高く、タンニンはグラスパロッサほど強くないといった、ソルバーラとグラスパロッサの中間的なキャラクター。

イタリアの定番料理である、「ニョッコフリットとプロシュット」と抜群の相性を示す、レストランでも使いやすい1本となっています。

 

Ermete Quercioli Lambrusco DolceNV エルメテクエルチオーリ ランブルスコ ドルチェ

 

国内外のワイン専門誌で高評価を得ているワイナリー、メディチ・エルメーテが手がける、「エルメテクエルチオーリランブルスコ ドルチェ」。

 

イタリアきっての大地主メディチ家の内、ワイン造りを志しエミリア・ロマーニャ州へ移った一人がはじめたワイナリーといわれており、単一畑のブドウのみを使用するなど、品質へこだわる名門です。

 

干しイチジク、イチゴといった豊かなアロマ。

口当たりは繊細で、口に含むとイチゴの風味がいっぱいに広がります。

ほどよい酸味と天然果実の甘味のバランスが取れた、やや甘口のランブルスコです。

 

Paltrinieri Solco Lambrusco Secco ソルコ ランブルスコ セッコ

 

エミリア・ロマーニャ州のソルバーラ中心に位置するワイナリー、パルトゥルニエーリ。

 

3世代に渡る家族経営の小さなランブルスコの蔵元で、現在はアルベルトが蔵元の運営を行っており、妻のバルバラ、エノロゴのアッティリオ・パッリとレオナルド・コンティと共に品質の高いランブルスコづくりを継続させています。

 

品種はサラミーノ100%

赤い果実、スパイス、デリケートなフルーツといった複雑なアロマが楽しめる、素晴らしいランブルスコです。

 

Volta Brut Rosso Lambrusco Sorbara カンティーナヴォルタ ランブルスコ ソルバラ

 

醸造学者クリスチャンは4代目が当主として手腕をふるう、歴史あるワイナリーカンティーナ・デッラ・ヴォルタが手がけるランブルスコ。

 

ランブルスコ・ディ・ソルバーラを100%使用し、6ヶ月間タンクで寝かせた後、9ヶ月以上の瓶内二次醗酵期間を経てリリースされる極上の1本です。

 

アタックは控えめながら、ソルバーラの特徴である溌剌とした酸味が心地よくシャープな印象。

豊かな果実味がランブルスコらしさを物語りますが、全体的にはエレガントで引き締まったボディといった、洗練された仕上がりです。

 

ヴォルタのワインは、モデナの三つ星「フランチェスカーナ」でも長年愛されている、プロが認める逸品。

ぜひ、この機会にチェックしてみてください。

 

まとめ

 

日本国内では、缶タイプのランブルスコをよく見かけるため、ちょっぴり甘い軽やかな微発泡ワインといったイメージが強いかもしれません。

しかし、ランブルスコの基本を知ることで、このワインは画一的なものではなく、幅広いスタイルが存在することが理解できたのではないでしょうか。

 

ランブルスコには高級なものもありますが、フランチャコルタなど、フランスを代表する高級スパークリングワインと比較すれば、手に取りやすい価格帯です。

幅広いペアリングにも対応するなど、まさにイタリアレストランの救世主といっても過言ではありません。

 

ぜひ、本記事を参考に魅力的なランブルスコを仕入れてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

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Paltrinieri Solco Lambrusco Secco ソルコランブルスコセッコ

  • 商品コード81769

Paltrinieri Solco Lambrusco Secco ソルコランブルスコセッコ

商品備考1 商品コード:81769
商品備考2  亀屋商品オリジナル商品
数量 (本)

Volta Brut Rosso Lambrusco Sorbara 3月納品分より2520円

  • 商品コード41764

Volta Brut Rosso Lambrusco Sorbara 3月納品分より2520円

商品備考1 商品コード:41764
商品備考2  カンティーナヴォルタランブルスコソルバラ
商品備考3 2023年カタログ新商品
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