トスカーナのシラーのスペシャリスト『ダレッサンドロ』


シラーの品種のイメージはスパイシーで力強いと思っている方が多いと思います。

今回は、秋の入り口におすすめしたい『強すぎない』『エレガント』なシラーとヴィオニエをおすすめします!

南トスカーナ・コルトーナ地方では、地元の協会から『力強くパワフルなワイン』を造るよう求められましたが、『ダレッサンドロ』は自らの信念・理想を持ってエレガントなシラーを造り続けました。

今日ではその活動が評価され、1999年に『DOCコルトーナ』は『シラー品種』で造られるイタリアで最初のDOC認定を受けました。

白ワインのヴィオニエにもこだわりが、詰まっています。

樽をうまく使い品種の特性を引き出したアイテムに仕上がっています。

食事とワインの相乗効果を感じられる2本です!


動画も合わせてご覧ください。




ワイナリー情報

60年代、他のワイン産地にも多くみられる、量産目的のワイン用ブドウ栽培しか行われていなかったコルトーナ。この土地のもつ可能性にいち早く気付いたのは、醸造家のアッティリオ・シェンツァ氏。彼は土壌研究の専門家であり、ダレッサンドロ社のオーナー、マッシモは彼のアドバイスに従い、1988年に5ヘクタールの小さな畑に多種のブドウ苗木を実験的に植え、地層、微気候の違いなどを加味して、どの区画がどの品種に適しているのか詳細に分析を始める。4年間この研究をつづけた結果、ついに、この土地に最も適したブドウ品種はシラーであるとの結果が出てマッシモはブドウ樹をシラーに植え替えることを決断。『ワインは畑から生まれる』という信念のもとブドウ造りに邁進するダレッサンドロ社。数々の賞を獲得するなど、名実共にイタリアンシラーのリーディングワイナリーとなっています。


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